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メールマガジンその42【子育ての悩みの質問回答】

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子育てに活かせる!『ものの見方、考え方』 その42
【子育ての悩みの質問回答】
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今回は私たちNPOハート・コンシャスの顧問でもある鷲津先生が、ZIP-FMというラジオ局の『OPENER』にゲストで出られた時の1つの内容をご紹介します。


番組名:OPENER(オープナー)※20~30代の働く女性をターゲットにしたプログラム。 ナビゲーター:堀江美穂

------OPENERではおなじみのこの方を、スタジオにお招きしました。
合同会社ベルコスモ カウンセリング代表、心理カウンセラー、さらに名城大学で教壇にも立っている、鷲津秀樹先生にお話をお伺いします。
先生こんにちは~。先生には今日は、ZIP-FM WEBサイトに寄せられた、ママZIPPIEの質問にお答えいただきます。
“子育て”という分野は、鷲津先生の専門でもいらっしゃるんですよね。よろしくお願いします。

「こちらこそ宜しくお願いします」

------まずは3人のお子さんがいるというイニシャルTさん。

『13歳男の子、10歳女の子、3歳女の子がいるんですが、長男も長女も【同じ】にしないと怒るんです。3歳の娘におやつあげれぼ「欲しい」といい、「自分で出して食べなさい」と言うと「何で?」という始末。
3歳の娘のお菓子を取り上げて食べてしまう時もあります。年上の自覚を持たせるにはどうしたらいいんでしょう?』

これは、兄弟姉妹をお持ちの方はよくあるお悩みですね。
先生、いかがですか?

「まず、子育てで有効な『応用行動分析』についてお話していいですか?
子どもの行動に変化を求める場合についてのお話です。
流れについて考えるわけですが、『先行刺激』 『行動』 『後続刺激』というのが有るんですね。
例えば、『歯を磨きなさい!(先行刺激)』→『歯を磨く(または磨かない 行動)』→『ほめる(または叱る 後続刺激)』ということです。
このTさんのケースでは、例えばお母さんが末っ子にお菓子をあげたら、上の子が「欲しい」と言ったり末っ子から取り上げたりするんですよね。つまり、上の子にとっての先行刺激は『お母さんが末っ子にお菓子をあげる』ということになります。
それに対しての上の子の行動は、『「欲しい」と言ったり末っ子から取り上げたりする』わけです。この場合の後続刺激、つまりその行動に対してのお母さんの言動は、たぶん『叱る』ということなんでしょうね。
 さて、このケースではその後続刺激が役に立っていないという悩みだと思うんです。上の子の行動は変化していませんから。
ということは、他の有効なやり方を考えないといけないんですね。簡単に言うと、期待した行動をした時にその子が得をするようにすればいいという事です。
末っ子にお菓子をあげた時に、もし上の子が要求しなかった時、すごく褒めればいいんです。できたらご褒美もあげたら、もっと効果的です。
先行刺激も、「これから末っ子にお菓子をあげるけど、長男としてそれを許すという態度をとってくれたら、お母さんはとってもうれしいなぁ」と、まず言うわけですね。
そして、長男が自分も要求せずにそれを許したら、「えらい!お母さんは本当にうれしい!」と言って、かまってあげるわけです。これが後続刺激ですね。
この流れを、その望ましい行動が定着するまで継続するんです。そして、その行動が身に付いたら、次の課題に進んでいくということですね」

------なるほど~。お次は、セイカさんのお悩みです。

『1歳の男の子がいるのですが、6ヶ月頃から人見知りや場所見知りがひどいです。スーパーで「かわいいねー」と声をかけられても、その人と目が合うと大泣き。
公園や支援センターに行っても私にくっついて離れません。ずっとこんな感じなのか心配です。時期がくればおさまるものなんでしょうか?』

はずかしがり、人見知りは先生、どうしたらいいでしょうか。

「まず、内向的という持って生まれた性格である可能性と、親のどちらかが不安になりやすい性格だったり、完全主義の家庭とか厳格な家庭であったりという環境の影響である可能性があります。
新しい状況になると、『用心せよ』というキーワードが働いちゃうんですね。もちろん両方が絡み合っている場合も多いのですが。
ただ、人見知りというのは『低い自己イメージ』を持っていたり、自己肯定感が低かったりする場合が多いのですが、それらを改善していけば、段々とおさまっていきます」

------はい。そして、ミカさんです。

『うちには子供が3人いるんですが、いちばん上のお姉ちゃんは来年から小学校。そろそろ習い事を始めさせたいのですが、本人にどんな才能があるのか、何を習わせるべきか、その見極め方がわからずに悩んでいます。
本人に聞いても、「友達がいるから、コレがいい」と言いますし。どうしたらいいでしょうか』

本格的に何かをするなら早いうちに!と親は考えますよね。先生、お願いします。

「これは難しい質問ですね。見極め方といっても、その子その子によって違いますから。
また、『得意・不得意』という基準だけではなく、『好き・嫌い』という基準も考えなければいけませんし。
ただ気をつけなくてはいけないのは、親が子どもに『期待』する場合、親の心の深くにあるものが投影されたり、コンプレックスやその反動が影響する場合があるんですよ。
それらに気を付けて、子どもの人生において生きがいとなるものを注意深く探していくのが大事だと思います。

------続いて岡崎市のトモコさん。

『義理の両親が子育て方針に、理解を示してくれません。買ってくるなと言っても、会う度におもちゃを買ってくる。
気持ちはわかるけど、子育てに責任のない祖父母が子育てに干渉してくるのは、困りもの。
余りにわかってもらえないので、もう子供達を合わせたくないと本気で思うようになりました』

義理のご両親とのコミュニケーション、悩んでいる方多いですね。先生、どうでしょうか。

「これはよくある話なんですよね。『子どもが甘えるのを許す』のと『甘やかす』というのは全くの別物なんです。
『子どもが甘えるのを許す』というのは親の役割であり親の心なのですが、『甘やかす』というのは、実は【自分が好かれたい】ことの表れなんです。
『子育てに責任のない祖父母』と言っておられますが、確かにこの『甘やかす』場合は、外見は祖父母であっても、心の中は『孫に好かれたいというチャイルドの気持ち』なんですよ。
だから、その『好かれたい』という気持ちは理解した上で、子ども相手にするように『ルールを作成』してそれを守らせるようにしていくのが一番ですね。
その際は、『祖父母の面子を立てながら』徐々に実行するのが大事です」


------では最後の質問です。 心理カウンセラーの鷲津先生が思う、「楽しく子育てをする鍵」、とは何ですか?

「子育てというのは、自分の人生において、沢山の思い出づくりにもなります。
感動もいっぱい与えてくれます。
だから、自分の思い出づくりの為、自分の人生を有意義にする為、つまり自分の為だと思って取り組んでみてはいかがでしょうか」


------PEOPLE BY PEOPLE、今週は、合同会社ベルコスモ カウンセリング代表、心理カウンセラー、講師でいらっしゃる鷲津秀樹先生にお話を伺いました。
ありがとうございました。



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