「死」について考える 死とはなにか だからこそどう生きるか そして人生の意味とは 存在価値とは
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「死」とはなにか
仕事・恋愛・病気・金銭 等いろいろな悩みが人生には有りますが、仏教によると苦悩は大きく8つに分けられおり、このようになっています。
1 誕生
2 老
3 病
4 死
5 憎らしいものに遭うこと
6 愛するものと別れること
7 欲しいものが手に入らないこと
8 燃えたぎる煩悩
このうち1から4を四苦、そしてそれに5から8を加えて四苦八苦と呼ばれたわけですが、この中でやっぱり一番大きいのは『死』ですよね
生物というのはよく出来たもので、死というものを恐れるようにプログラミングされています(それがなかったら、すぐに絶滅しちゃいそうですもんね)。
人間も当然生き物ですから、たいていの人は死が怖いのですが、我々は動物と違って『未来』というものを考えられる能力を持っていますから、余計怖いかもしれません。
だって、『自分のいない世界』を想像したり、『死んだあとの家族の心配』をしたり、そして『死後の世界』を考えたり…。
そりゃ怖いですよね。
ただ、これらは困ったことに、死なないとわからないことばかりです。
死んだらどうなるのか
でも、人間というのは「死なないとわからないから、まぁいいや」とはなかなか思えないようで、天国や極楽や地獄など、いろんな空想の世界を考えて、そしていろいろな不安を片付けようとしてきました。
ただ、現代においては『神』や『仏』を信じる人が減ってきたということもあるのか、「死んだらそれで終わり」とか「死んだら『無』になる」と言う人も多くなったように思えます(もっとも、そうやって言っている人でも、自分がもうすぐ死ぬとわかると、神や仏に祈りだすことも多いそうですが)。
筆者は心理学を大学で教えているのですが、こういう問題においてはやはり心理学や哲学よりも、宗教の方が説得力があるような気がします。
もっとも自分自身はどうかというと、別に特別に宗派に入っているわけではなく(ただ、葬式や法事では以前からのお寺にお願いしていますが)、或る意味平均的な日本人と言えるかもしれません。
ただ、昔手塚治虫の「火の鳥」という漫画を読んだときに、生命の循環の場面で感動したことがあり、今では「それでいこう」と思っています。
簡単にその内容を説明すると、宇宙には生命エネルギーのかたまりのようなものがあり、その一部が生命体という物質に入った時に『生』が発生し、その物質が老化してエネルギーがそこから元のエネルギーのかたまりに帰った時が、その生命体の死となるという考え方です。
実はこれ、仏教の中の密教の考え方と似ているんですね。
密教ではそのエネルギーのかたまりを『大日如来』と名付けていますが。
「それでいこう」っていうのはいい加減かもしれないし、不遜かもしれません。
でも、「死なないとわからない」のだから、『無』を選択しても、『天国』を選択しても、『極楽(阿弥陀仏の世界)』を選択しても、そして『エネルギーのかたまり』を選択してもいいわけです。
ただ、『エネルギーのかたまり』に帰るっていうのは、とってもファンタジックでいいなぁと思うんですけど、いかがでしょうか?
少し、『死の恐怖』が減りませんか?
だからこそどう生きるか
ところで、人間の脳というのは上手く出来ているようで、どうにもならない未来の嫌なことというのは、先送りしてしまって普段は思い浮かべないように出来ているそうなんですね。
大地震でも必ず来ると言われていても、準備をきちっとしている人が少ないのは、そのせいだと言われています。
それと一緒で、自分の死についても、いつかは必ずくることはわかっていても、死について考える人はそんなに多くはありません。
でも、自分の死ぬ時期を知って、それでも苦悩や恐怖を乗り越えられる人は、やっぱり死についてを考えていた人の方が多いんですね。
そしてそういう人は殆どが「どう生きるか」を考えていたそうです。
死が怖くて、考えるのを回避したり先送りしたりするのでもなく、死は考えるもののそれに怯えて不安や心配の日々を送るのでもなく、死は来るものとして考えて「どう生きるか」を考えるということなのでしょうね。
ナチスの強制収容所に入れられ、九死に一生を得た心理学者のフランクルは、「どうせ死ぬんだから人生は無意味だ」と言う患者にこう答えました。
「もし不死だったら…。
私たちは何でもできただろう。
しかし何もかも後回しにすることもできただろう。
いつかは死ぬからこそ、なにかをやろうと思う。
長生きしただけでは、意味のある人生にはならない」
そう云えば、正岡子規も言いました。
「悟りという事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違いで、悟りという事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった」と…。
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