ネット・スマホ・ゲーム依存予防、パワハラ対策、発達障碍支援のNPOハート・コンシャス 「心のお話」
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ハート・コンシャス 「心のお話」
目次
「反省すれば、もうOK?」
「マイナスを認めることでプラスが発見される」
『本当の自分』って?
反省すれば、もうOK?
今回は『反省』についてです。
『反省する』っていうと、何かマジメなイメージがありますよね。
そう言えば子どもの頃に、よく親に『反省しろ!』って怒られました。
そういう事がいろいろあって、人はよく『反省』するのでしょうか。
もちろん、反省するというのは大事なことですが…。
さて、ここで疑問が出てきます。
反省すれば、もうそのことは今後OKになるのでしょうか?
何度も反省した方が、結果はよくなるのでしょうか?
『反省』するということは、【不適切な行動パターン】を、それ以後は【適切な行動パターン】に変化させる為に行うわけですよね。
ということは、【適切な行動パターンに変える方法(工夫)】が必要となります。
例えば、短気をおこしてしまうのを反省するならば、【短気が起きない行動や思考パターンにする方法】を考え、しかもそれが実行可能かどうかを検討し、最後にそれを実行するのが大事、となります。
それをやらずに、『短気を起こしてはいけない』とだけ何回反省しても、たぶん一緒でしょうね。
人間の行動パターンなんて、そんなに簡単には変わらないですから(「どうしてオレは同じ失敗をしてしまうんだろう」と愚痴る人が如何に多いかを見てもわかります)。
反省すればいいというものじゃありません。
逆に反省ばかりしていると、知らず知らずのうちに【 I am not OK 】になってしまい、自己肯定感が低くなる元です。
反省は、1回すれば充分なんですね。
そしてもし反省するのなら、【適切な行動パターンに変化させる方法(システム)や工夫】を考えてやりましょう。
もし、それが難しかったら、【不適切な行動パターンをしても、何とかなる方法を考える】という手もありますが、この話はまたの機会に…。
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ネガティヴを認めることでポジティヴが発見される
私たちのところへカウンセリングに来られる悩みの内容は、もちろん鬱や不安というのも多いのですが「アダルト・チルドレン」、「依存」、そして「発達障碍」が関係している場合が多いんですね。その中の発達障碍のカウンセリングの時に感じることについて今回は少しお話したいと思います。
発達障碍の子供たちにとっての問題の一つとして、それを『親が認めない』ことがよくあるんです。
「うちの子は障害者なんかじゃない!」となるワケですね(これについては、発達障碍は「行動」の問題であって、「人」の問題ではないということをしっかりと説明する必要があるのですが、意外とこれが学校や病院ではされていません)。
そしてそれを認めないために、その子に適した対処法がなされず、先生や同級生とのコミュニケーションがうまくいかなくなっていじめにあったり、自分をディスカウントしたりしてしまい、悪循環が拡大して行為障害に進んでいく例もあるのです。
適した対処法を取れば、他の才能を開花させることもよくあるのに、【ネガティヴを認めない】ために【ポジティヴまで働かなくなってしまう】典型的な例ですね。
もっとも、この【ネガティヴを認めない】ために【ポジティヴ】まで働かなくなってしまう】というのは、別に発達障碍の子どもたちだけの話ではありません。
人は誰でも【自己愛】というのを持っています。
その為、人は自分が優れていると人に思われるのが好きで、逆に自分が劣っていると感じてしまうのをとっても嫌います。
ただ、いくら嫌いでも、劣っていると思ってしまうことってありますよね。
そんな時に人の心には【うらみ】が生じます。
「~になりたいのになれない」とか「うらやましい」って思う時…。
でもこれは考えようによっては【向上心】に繋がっていく時だってあるんですよね。
だって「~になりたいのになれない」とか「うらやましい」って思うということは、その思いの中には目標が含まれているのですから。
という事は、妬んで人を引き摺り下ろす方に回るか、「なりたい自分になろう」として努力するかはその人によるんです。
その問題を
・気付かない
・薄々気付いているけど認めない
・認めるけど、【甘え】によって先延ばしする
(例えば、障害のせいにしてチャレンジしない。周囲の好意や同情に甘えるなど)
・認めて、そして考える
などの色々な道のどれを選択するかによって、その人がどのようになるかは決まっていくわけです。
人は、自分のネガティヴを認めることによって、ポジティヴの面が発見されたり動き出したりすることがよくあります。
ひょっとしたら、思いがけない可能性を発見することだってあるのです。
もっとも、認めるには勇気が要るので、そんな簡単なことではないですけど…。
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『本当の自分』って?
今回は、『本当の自分』についてです。
「どうしてあの時、あんな事をしてしまったんだろう」とか、「どうして、○○しなかったんだろう」って思うこと、ありませんか?
「本当の自分は違う!」とか、「こんなはずじゃない!」って思うことは?
こんな時に使う『本当の自分』というのは、実は『理想自我』って呼ばれているモノの場合が多いんです。
人は誰でも、『こうでありたい自分』や『こうあるべき自分』のイメージを心の中に持っています。
これが、『理想自我』なんですね。
そして、それとずれた事をしてしまったりすると、「本当の自分は違う!」とか、「こんなはずじゃない!」ってなっちゃうワケです。
この『理想自我』に対して、『現実の自己』というものがあります。
これが、『今、ここで』いろいろと悩みながら生きている自分です。
さて、ここで考えなければいけないことがあります。
『理想自我』と『現実の自己』。
どちらが【本当の自分】なんでしょう?
このあたりを自分で理解できると、悩みは減っちゃうんですね。
だって、『理想自我』と『現実の自己』のギャップ、これが悩みの大きな原因なんですから…。
「こんなはずじゃない」と思って悩んでいるけど、でも、実は「こんなモノ」なのかもしれないワケです。
『現実の自己』を自分で認めるっていうのは、ある意味つらいことです。
知らない間に写されたみっともない自分の写真を見て、ガックリきたことはありませんか?
あれと似たようなものかもしれません。
でもガックリきちゃうけど、それはそれで、確かに『自分』なんですよね。
いくら「こんなはずじゃない」と否定していても、楽しい未来はやってきません。
それよりは、「今はこんなものかな」と、あっさりと受け止めて、そして【なりたい自分】になる方法を考えるほうが、ずっと有意義な時を過ごせる気がしませんか?
『理想自我』にとらわれて後悔し続けている人生って、つまらないですもんね。
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NPOハート・コンシャス活動情報
講演「回避依存とネットゲーム依存の心理」
後援 愛知県教育委員会 一宮市教育委員会日時 2024年6月23日(日)14:00~15:30
会場 尾張一宮駅i-ビル3階 一宮市市民活動支援センター会議室
参加費 1000円(資料代含む)
定員 60名
講師 鷲津 秀樹 当協会理事 2024年迄名城大学非常勤講師を務める
申込先 npojisedaiikuse@gmail.com
090-5609-7282(西川)
【共催】NPOハート・コンシャス NPO日本次世代支援協会
大分大学地域連携プラットフォーム推進機構」主催のセミナー
2024年3月6日に大分県立看護科学大学、日本文理大学、別府大学、立命館アジア太平洋大学、大分県立芸術文化短期大学、大分短期大学、東九州短期大学、別府溝部学園短期大学、別府大学短期大学部、大分工業高等専門学校、放送大学大分学習センター、大分大学で構成される「大分大学地域連携プラットフォーム推進機構」主催のセミナーの講師として、各校の教職員の方々対象にWEBで講演しました(当協会理事 鷲津秀樹)。 (翌週13日は大分大学単独で先生方への講演)各地で「ネット・スマホ・ゲーム依存」講演
2023年7月 愛知県岩倉市曽野小学校 講師 都築直美
6月 愛知県豊川市一宮中学校 講師 岡田奈緒子
三重県鈴鹿市役所 講師 玉田裕子
豊川市教職員組合 講師 玉田裕子
3月 愛知県北設楽郡東栄小学校 講師 鷲津秀樹
子育ておこまりさんコミュニティにこらぼ講師 鷲津秀樹
1月 愛知県知立市八ツ田小学校 講師 鷲津秀樹
2022年
12月 愛知県豊田市朝日丘中学校 講師 鷲津秀樹
愛知県刈谷市主催「こころの健康講演会」 講師 鷲津秀樹
11月 三重県鈴鹿市主催「青少年の健全育成のために」 講師 玉田祐子
愛知県碧南市棚尾小学校 講師 鷲津秀樹
愛知県東海市名和中学校 講師 玉田祐子
愛知県豊川市立中部中学校 講師 中嶋ゆり香
4月 愛知県江南市立宮田小学校 講師 西川亜紀
2021年
10月 福井県小浜小学校 講師 玉田祐子
8月 刈谷市立日高小学校 講師 玉田祐子
愛知県保険医協会「子どもの健康を考えるつどい」
12月5日に愛知県保険医協会主催の「第34回 子どもの健康を考えるつどい」において、「コロナ禍が及ぼす子どもたちの心への影響と、その対処法」というテーマで鷲津理事が講師を務めました。
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電話番号: 0586-72-7880 玉田 tamada@heart-c.org